うつ病の原因と治療方法|心の病に対する理解を得る

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性格と気質を知る

女性の後ろ姿

近年、日本国内においてうつ病を発症する人は年々増えてきています。そういった人の多くには、ある共通点が見られます。その共通点というのは、性格や気質です。性格は周囲を取り巻く環境によって形成された個人の後天的な性質であり、気質は生まれながらに変わることのない先天的な性質です。どちらにおいても、うつ病になりやすい傾向の性質や気質が存在します。まずは、その性格について知っていきましょう。うつ病になりやすい性格というのは、真面目・完璧主義といった性格です。それらの性格は日本人に多く見られる性格で、日本国内におけるうつ病患者増加の要因であると考えられています。真面目な人というのは、常に周囲の期待に応えようと努力してしまうものです。それは、どれだけ疲れた状態であっても変わることはありません。既に限界に達していたとしても、真面目な人というのは自身の限界を超えて頑張ろうとしてしまうものなのです。自身の限界を超えてしまうと、疲労感だけでなくストレスが付き纏うようになります。そうなってくると、家事・仕事・学業、どの場面においても失敗が発生し易くなるものです。失敗は真面目な人にとって大きなストレスとなり、この心の病の発生リスクを高めます。完璧主義といった性格の人の場合も同じで、常に完璧な状態を求めすぎてしまうことが疲労感・ストレスの蓄積に繋がります。また、完璧な結果を得られなかった時にストレスを強く感じてしまう傾向があるため、うつ病になりやすい性格だと言われているのです。

前述では、うつ病になりやすい性格について説明していきました。ここでは、うつ病になりやすい気質について知っていきましょう。気質は性格と同様に様々なパターンがありますが、特にこの心の病を発症やすいと言われているものには「循環気質」「執着気質」「メランコリー親和型気質」の3つが挙げられます。循環型気質は躁状態と抑うつ状態を行ったり来たりしてしまう気質のことを指し、簡単に言えば元気な時と落ち込んでいる時の差が激しい人がこの気質に当てはまります。循環型気質は、精神状態が不安定であることが特徴的です。次に、執着気質についてです。執着気質というのは、生真面目で責任感があり、完璧を求めてしまう気質のことを指します。一度取り決めた物事に対する執着が強いため、自身が取り決めた約束ごとを守れなかった際にはストレスを強く感じてしまうでしょう。また、自身の意見に関して周囲に理解を求めてしまう傾向があり、自身の意見が周囲に理解されない時にはそのギャップがストレスになることがあります。最後に、メランコリー親和型気質について知っていきましょう。メランコリー親和型気質というのは、ネガティブな感情に陥りやすい気質のことを指します。罪悪感を抱きやすい気質であるため、この気質もまたうつ病になりやすい気質だと考えられているのです。このように、この心の病を発症しやすい性格や気質というのは多岐に渡ります。もし、自身の性格や気質に関して思い当たる点があるという人の中で、うつ病の疑いがある人がいるのであれば、専門の医療機関を受診して検査を受けることをお勧めします。

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